2007年 11月 30日
手拭いの潔さ
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葛飾区立石にある東京和晒さんへ、手拭い染めを教えてもらいに行ってきました。こちらでは注染で染める事が出来ます。注染は生地を蛇腹に折りながら糊置きをしていって、一気に10枚前後の手拭いを染めることが出来ます。
出来たものはこちら。浴衣用の型紙だそうです。
ご指導いただいたAさんとNさん。有難うございました。
注染の手拭いは線がとても柔らかくて良いですね。今はコンプレッサーで染液を下から吸引していますが、昔は上からふいごで吹き込んでいたそうです。注染は、細い線や細かい柄はつぶれてキレイにでないという制作上の制約もあるのですが、それをプラスに捉えて大胆な構図でみせたり、効果的な図案を考えだしてきた日本人のデザインセンスに脱帽です。「手拭」という用の美を追求しつくしている潔さが心地よいです。「染め」というと、どうしても手法に引きずられてしまいそうになりますが、あくまでも「手拭」であるという姿勢ですかね。。
友禅のような機械の指先を持ってるのかと思われるような仕事もあれば、手拭のような大胆にデザインしてしまう仕事もある。。。日本人ってすごいなぁと感心します。
出来たものはこちら。浴衣用の型紙だそうです。
ご指導いただいたAさんとNさん。有難うございました。
注染の手拭いは線がとても柔らかくて良いですね。今はコンプレッサーで染液を下から吸引していますが、昔は上からふいごで吹き込んでいたそうです。注染は、細い線や細かい柄はつぶれてキレイにでないという制作上の制約もあるのですが、それをプラスに捉えて大胆な構図でみせたり、効果的な図案を考えだしてきた日本人のデザインセンスに脱帽です。「手拭」という用の美を追求しつくしている潔さが心地よいです。「染め」というと、どうしても手法に引きずられてしまいそうになりますが、あくまでも「手拭」であるという姿勢ですかね。。
友禅のような機械の指先を持ってるのかと思われるような仕事もあれば、手拭のような大胆にデザインしてしまう仕事もある。。。日本人ってすごいなぁと感心します。
by hare-ya
| 2007-11-30 14:23
| 雑記帳